オフィス労協は「労働運動の研究と交流などの連絡と連携活動を国内外で推進し、オフィス環境産業の諸権利と諸労働条件の向上を図ることを目的」とし日々活動をしています。
2020年から続く新型コロナウイルスの影響により、我々労働組合の活動の在り方は変化しております。在宅勤務を始めとするテレワークが広まり、感染予防対策のため集会も困難であるなどの状況も相まって、労働組合活動の根幹を成す組合員同士のつながりの希薄化が懸念されますが、組合員の健康と安全を確保しつつ関係性を築いていくことが必要になると考えます。また、新しい働き方の導入に伴う労務管理上の課題への対応など、我々を取り巻く環境の変化に適応しながら着実に活動が推進できる組織体制を築き上げることが求められるのではないでしょうか。
長時間労働や労働条件の改善という従来からの課題に加え、上記のような新たな課題に対しても、協議体として業界団体と連携を行いオフィス環境産業の将来像も見据えながら、常任幹事が互いの知見を共有し、知恵を出し合い、議論することで解決へのヒントを得られるのがオフィス労協という組織です。
第49期も「活動の3つの柱」を掲げ、withコロナの状況下であってもオンラインツールを活用しながら如何にして円滑な協議体運営を行えるかを追求し、加盟労組にとって有意義な活動を充実させて参ります。
そして、オフィス労協に属する組合員の皆さんの労働条件の向上や加盟労組の継続的な発展に寄与することで、ひいてはオフィス環境産業全体の魅力向上につながることを目指します。
今期におきましても、加盟労組の組合員の皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。
■活動3つの柱